3D制作

板金製作にあたり、鉄板を切り・曲げ・溶接と様々な工程があります。
その、第一の工程として3D CADによるプログラム作業があります。お客様に頂いた図面から、プログラム専門のスタッフが3D CADにてデータを製作し板取まで行います。3D制作を行うことにより制作前に不具合の見つかるケースも稀にございます、その際はプログラムスタッフよりお客様にご質問・お問合せをさせて頂き、よりお客様の求める製品に近づけます。

鉄板を組み立てて作る筐体だから3D CADが大切な理由

板を加工できる幅には限界があります。

タレットパンチという機械です。弊社では、1524×3048mmまで板を加工することが可能です。この加工できる板のサイズにより、大きい筐体の場合パーツを分けて作る必要があります。
3D CAD制作により、早い段階で構造の変更をご相談させて頂くことができます。

3Dデータから2Dデータへ展開しより正確な板取へ

3D制作が完了しましたら、【展開】作業に入り、より正確な寸法のカット作業が可能です。簡単な作業ではありませんが、一連の作業として時間の短縮となります。

3Dデータの社内共有による品質と作業効率の向上

曲げた後の筐体パーツです。このパーツから筐体の組立に入る際、3D完成図がある事により組立後のイメージをより理解し、作業効率と制作にあたる注意点を社内にて共有する事が可能になりました。